2024年05月09日

九六位山〜白山縦走240331

24年3月31日(日)快晴のち曇

ルートマップ@(国土地理院地図・カシミール3D使用)
九六位山・白山縦走実行マップ@.jpg


ルートマップA(国土地理院地図・カシミール3D使用)
九六位山・白山縦走実行マップA.jpg




朝7時前に自宅発。コンビニでおむすびを買い、SUGOCAとNIMOCAにチャージしてバス停に向かいます。
そこから亀の井バスで別府駅へ。大分で乗り換えて、中判田駅まで乗車。
中判田駅発8:07AM、山行開始。国道10号線に出て、白滝橋を渡り、大野川の清流を眺めます。
<(1) 白滝橋を渡る><(2) 大野川の清流>
(1) 白滝橋を渡るDSC02300.jpg
(2) 大野川の清流DSC02301.jpg

橋を渡って国道を横断して、大野川沿いに歩きます。
若いおばさんに「お早うございます」と挨拶。にこやかに応じてくれました。
<(3) 大内入口>
(3) 大内への案内標DSC02309.jpg
途中から河川沿いの道路に上がり、船本大橋を渡った少し先を右に下って県道を渡ったその先の大内への案内標識に従って先に進みます。

<(4) 十文橋>
(4) 十文橋DSC02310.jpg
十文橋を大内川の左岸から右岸に渡って、県道を越えると「市道大内日平線」に入ります。

山里の集落は今花盛り。
<(5) モクレン?><(6) 花盛り>
(5) (5) モクレン?DSC02311.jpg
(6)) 2花盛りDSC0231.jpg

集落でおばあさんに「お早うございます」と挨拶。お辞儀で応じてくれました。
その先で女性が何か言っています。よく聴くと「後ろから車が来ている」と知らせてくれました。
女性に「有難うございます」とお礼。
集落が切れると道は大内川を左岸に渡ります。
男性少年2人が道路掃除。泥を掻き出しています。
少年たちに「掃除、感心です」と伝えました。
その先で行く手にこれから上る山域の眺めが開けます。
山域の眺め 集落を振り返ります。
<(7) これから上る山域?><(8) 集落を振返る>
(7) 山域の眺めDSC02313.jpg
(8) 集落を振り返るDSC02314.jpg

<(9) 影平分岐>
(9) 影平分岐DSC02315.jpg
直ぐ先で右に影平への上りを分けます。

やや下りになると直ぐ大坪橋で大内川支川を渡ります。
<(10) 一の瀬橋>
(10) 一ノ瀬橋を渡るDSC02318.jpg
その少し先で大内川に掛る橋を渡って、道は右岸に戻ります。

そこから先は次第に上りになり、道は曲折しながら坂を上っていきます。
道はますます勾配を上げ、30歩歩いては4秒休むほどのペースダウンとなります。
<(11) 道路改築記念碑>
(11) 道路改築記念碑DSC02319.jpg
橋から10分ほどで道路改築の記念碑が立っています。
大正時代に建てられたもので、多くの人が寄付をされています。

<(12) 伸びやかになる道>
(12) 伸びやかな道DSC02320.jpg
少し先で道は伸びやかになるが傾斜相変らずです。

<(13) 花に覆われた山>
(13) 左カーブから花に覆われた山が見えるDSC02321.jpg
左カーブの先に花に覆われた山が見えます。
<(14) 横江山?>
(14) 桜に覆われた山々DSC02324.jpg
カーブミラーの先(南方)にも花に覆われた山が見えます。
調べてみたところ横江山(二等三角点「中戸次」464:40)と思われます。

やがて市道は日平の最後の集落の中に入って終ります。
その少し手前で左に終点から林道大内線に入ります。
ここまで始点から3.34km、59分間大内日平線を歩きました。
標高差は230m, 平均傾斜5.9%。平均速度:3.4km/時。
集落の周りには果樹園が広がっています。
下の中村・上大内集落では大内川をはさんで田畑が広がっていましたが、日平集落は川から離れていて、平たん地もないためか、田畑はなく果樹園のみとなっています。
林道大内線も相変わらず勾配がきつい。
しかしそれも長くは続かず10時24分, 1.45km・27分で三叉路の林道の起点に至り、林道九六位線に合流しました。
標高差は157m, 平均傾斜10.8%, 平均速度3.2km/時, 流石林道。
この三叉路が夜明ヶ城への分岐、右に向かいます。
直ぐ左手に国交省の中継塔が立っています。
その先を右に入って上っていくと0.39km、8分で終点となり、右手に続いている草付きを奥に辿ると、行き止まり、樹木が伐採されていました。
そこを左に入り、折り返すように上ったが、山頂へ続く踏み跡などは見当たりません。
引返して、終点近くから引返し気味に縁を上りました。
途中鶴崎市の標柱があり、その奥で四等三角点「日平」のある夜明ヶ城の山頂に達しました。
<(15) ここは鶴崎市だった?><(16) 夜明ヶ城山頂>
(15) ここは鶴崎市だった?DSC02326.jpg
(16) 夜明ヶ城山頂DSC02327.jpg

山頂からは市街地や、周囲の山々が眺められます。
<(17) 山頂から北方の眺め><(18) 山頂か南方の眺め>
(17) 北方の眺めDSC02330.jpg
(18) 南方の眺めDSC02332.jpg

道路の終点で昼食としました。
食事を片付けると手帳が見当りません。
奥に入ったときに落としたのかと思って探してみたが見つかりません。
なくしたのでしょうか、しかし何となく見つかりそうな気がします。あとでまた身の回りを探してみましょう。
道を下り、分岐を左へ、再び林道九六位線に入ります
右手に国交省の中継等を見て、左手を見るとスミレが咲いていました。
<(19) 国交省の無線中継等><(20) スミレ>
(19) 国土交通省・九六位中継所DSC02337.jpg
(20) 路傍のスミレDSC02338.jpg

夜明が城分岐の三叉路を右へ、九六位山に向かいます。
急坂がないのが救い。
<(21) 林道の様子>
(21) 林道の様子DSC02339.jpg
三叉路から180m、2~3分程進んだ所。

<(22) 円通寺入口>
(22) 円通寺入口DSC02340.jpg
分岐から1.45km、18分で圓通寺入口に着きました。
右手には駐車場が見えます。

<(23) ミツマタ>
(23) ミツマタの群落DSC02341.jpg
上っていくと左手の平地にミツマタの群落がありました。

その上には大分市の名木「カヤ」がありますが、枯れてはいないのでしょうか。
<(24) カヤの名木><(25) 表示板>
(24) カヤの名木DSC02342.jpg
(25) 名木表示2343.jpg

少し上って圓通寺の拝殿で参拝します。
<(26) 句碑(左)>
(26) 句碑 (左) DSC02344.jpg
右を振り向くと2つの俳句が書かれた句碑があります。
読み難いが右手に説明用の表示があるようです。(よく覚えていませんが)

調べてみると
右は「空をあゆむ ろうろうと 月ひとり((萩原)井泉水)」
左は「どうしようもない わたしが 歩いている((種田)山頭火)」
と書かれているとのこと。(かっこの中の()は追加)
<(27) 句碑(右)>
(27) 句碑 (右)DSC02345.jpg
その右には「層雲 大分支部 路の会」のメンバーによる10首の句碑があります。

境内を右に進んで左折して林道円通寺線を上ります。
林道はキャンプ場に入って終わるようです。
左に進むと展望台への上りがあります。
階段を上っていくと、摩利支天の神祠とその先に展望台があります。
そこからは大分市街地が霞んで見えます。
<(28) 展望台>
(28) 展望台DSC02347.jpg
案内版にはその上に高崎山や別府市街地、由布鶴見などが見えるはずですが、曇っていて見えません。

<(29) 右手の山々>
(29) 右手の山々DSC02348.jpg
右の方に見えるのはこれから辿る山域でしょうか。

展望台を降りて、東に九六位山頂を目指します。
<(30) 山頂の展望台>
(30) 山頂の展望台 DSC02349.jpg
山頂の展望台が見えてきました。

12時14分、夜明ヶ城分岐から2.59km, 49分で展望台の手前で九六位山の三角点に着きました。
三等三角点「九六位山」451.79m。
<(31) 三角点><(32) 山頂標識>
(31) 三角点DSC02351.jpg
(32) 山頂標識DSC02352.jpg

<(33) 東方の眺め>
(33) 臼杵方面DSC02353.jpg
展望台に上がりますと、東方の眺めが広がり、遥かに臼杵方面、津久見島も見えます。

<(34) 快適な周回路>
(34) 快適な周回路 DSC02356.jpg
林縁の周回路を戻って西に向かいます。
キャンプ場の敷地を周って、圓通寺方面に下ります。

再び圓通寺を通って、もう一度林道円通寺線を上ります。
地図上の九六位山頂への取付きを確かめるためです。
<(35) 山頂取付き>
(35) 山頂への入り口 DSC02357.jpg
キャンプ場を囲むフェンスのすぐ外にそれらしいものが見えましたが、とても入る気にはなれない代物でした。

下って林道九六位線を左へ進みます。
<(36) 趣のある林道>
(36) 趣のある林道DSC02359.jpg
林道円通寺線入り口から220m、3分。

<(37) 九六位峠>
(37) 九六位峠DSC02360.jpg
12:54PM九六位峠に達します。円通寺線出合から1.38km、16分。

ここで林道九六位線は起点に戻り、県道21号線と出合います。
直進して上り終点から林道再進線に入ります。
<(38) 山間の道へ>
(38) 山間の道へDSC02361.jpg
峠から40km、41分後三叉路に出合うと左手の山間の道に入ります。

直ぐ道の左右に高い発電風車が見えてきます。
全部で4,5台ほどあるようです。
<(39)発電風車(1)><(40) 発電風車(2)>
(39) 発電風車(1) DSC02362.jpg
(40) 発電風車(2) DSC02363.jpg

<(41) 三面八手地蔵>
(41) 3面8手のお地蔵様DSC02364.jpg
また少し歩くと右手に三面八手のお地蔵様がありました。

生け花などが供えられ、良く管理されているようです。
<(42) 林道白山若山線終点>
(42) 林道白山若山線入り口(終点) DSC02366.jpg
三叉路から0.25km, 24分で変則四差路に着く。直進は再進線、右に2本、右手は通行禁止、左手がこれから進む林道白山若山線の終点。

上って大臼山取付きを過ぎ、曲折して下って再進峠。
変速四差路から1.77km, 28分。左側が開けています。
<(43) 白山取付き>
(43) 白山取付き?DSC02368.jpg
左手にテープがあるが、少し林道を進んで戻り、ここから白山に上ることにします。

右に進み過ぎてアオキを分けて岩を縫って尾根に出ます。
<(44) 白山三角点>
(44) 白山三角点DSC02369.jpg
左手が開けてほぼ水平に進み白山三角点。

14:28, 再進峠から寄り道を含めて0.28km, 19分。
白山三角点から赤テープに従ってほぼ水平に北に進むと広い道に出合いました。
道は左にも続いているようですが、段差を降りて右に下ります。
大きく蛇行して下っていきますと、男女のペアが上ってこられるところでした。
どこに行かれるのでしょうか。挨拶します。
下にゲートがあり、その先に車が停まっています。先のペアの車でしょう。
白山に上られるのかな。白山は此方からの方が上りやすいと思われました。
ゲートを越えて左右に伸びる林道白山若山線を左に進みます。
白山三角点から0.70km, 18分。
左手にフェンスで囲まれた広場が見えてきますと、白山神社入口です。
林道出合から0.62km, 9分。
<(45) フェンスのある広場><(46) 白山神社入口>
(45) フェンスのある広場DSC02370.jpg
(46) 白山神社入口 DSC02371.jpg

道を折り返すように神社に向かって下って行きます。
小さな駐車場を右に見て石段を上っていきます。
<(47) 岩の避け目>
(47) 岩の裂け目DSC02372.jpg
3区分ほどの石段を上りますと正面にしめ縄が張られた岩の裂け目があり、中に入りますとGPSが受信できなくなりました。

入っていくと岩に囲まれた空間で正面に小さな白山神社の拝殿があります。
神社入口から0.19km, 5分(休み2分)。
参拝します。拝殿の左手には(2体の?)お地蔵さまが祀られています。
右手には柵があり、その下は絶壁なのでしょう。
岩の隙間を出て、右を見ますと看板があり「この上に登れます」と書かれています。
案内に従って上って行きます。平地に上がり、右に向かうとロープの付いた登りがあります。まず左手に上ります。
<(48) 前方の眺め>
(48) 前方の眺めDSC02373.jpg
前方に大分西部∼国東半島が見えます。

その左遠方に見え緩い凹形の山は姫岳でしょう。
更にその左間近に見えるのは三角点のある白山でしょうか。
<(49) 姫岳?><(50) 白山?>
(49) 姫岳?DSC02374.jpg
(50) 白山?DSC02375.jpg

右の岩場に移ります。ここからは大分東部の山々が見えます。
右手に見えるのは高圧鉄塔があることから若山でしょうか。
<(51) 大分東部の山々><(52) 若山?>
(51) 大分東部の山々DSC02377.jpg
(52) 若山?DSC02378.jpg

<(53) 石段を振り返る>
(53) 石段を振り返るDSC02379.jpg
岩から降りて岩の割れ目前を通り、石段を下ります。

山道を上って神社入口に戻ります。神社から0.37km, 20分。
林道を左に進みます。直ぐ右手に「風神宮」の標識があります。
少し進むと右手に分岐した道が下っています。
更に少し先にも分岐があり、赤テープが貼られています。神社入口から0.12km, 3分。
林道を進みます。
しばらくして右手に分岐があります。先ほどのテープの付いた分岐から出てきた支道の出口でしょう。
その途中に若山山頂があると思われます。(休み2’) 戻ります。
<(54) 赤テープの分岐>
(54) 赤テープの分岐DSC02380.jpg
赤テープの分岐に戻ってきました。
最初にここに着いてから1.13km, 19分、休み2分。

分岐から支道に入ります。
<(55) 若山山頂>
(55) 若山山頂DSC02381.jpg
15時50分、左手に若山山頂です。分岐を支道に入って、0.24km, 7分、休み1分。

支道を先に進みます。終りの方は百合のような茎の植物が多く足場を選びながら進みます。
山頂から0.29km, 11分で林道に出ました。
<(56) もうすぐ林道><(57) 林道から支道を振り返る>
(56) もうすぐ林道DSC02382.jpg
(57) 支道を振り返るDSC02383.jpg

曲折した林道を下って、左側に小さなスペースを見つけて軽食を取ります。
ここで手帳を見つけます。食品を入れた袋に入っていました。
若山から林道に出てから0.44km, 10分、休み20分。
林道を下っていくと、休憩点から0.29km, 7分で県道205号線に出合います。
林道白山若山線はここ起点で終わりになります。
更に1分で御所峠三角点への取付き点です。
今日は時間が遅くなったので三角点へは寄りません。
県道を大分方面に下ります。
県道は曲折しながら緩斜面を下っていきます。
途中17:18右に市道木田・戸保ノ木線が分岐していく。左に曲がって歩くが、しばらく市道と重複している。分岐した市道は大きく左に曲り重複道の上を通っていく。約210m・3分で重複は解かれ市道は右に戻るように分かれていく。
<(58) 御所峠山?>
(58) 御所峠山?DSC02385.jpg
道が平坦になり振り返ると御所峠三角点と思われる山が見えます。
時刻は17:28, 御所峠から3.96km, 50分です。

<(59) 桜花に囲まれた民家>
(59) 桜花に囲まれた民家DSC02386.jpg
そこから2,3分で右手に桜花に囲まれた立派な民家が数件現れます。

<(60) 姫岳と戸高山?>
(60) 姫岳と戸塚山?DSC02387.jpg
そこからまた2分ほど進みますと行く手(西方)に姫岳・戸高山と思われる山が見られます。

更に4, 5分ほど進んだところで、おじさんが話し掛けてこられました。
「どちらから来られました?」「別府です。」「どこからどこまで?」「中判田駅から九六位山、白山を通って坂ノ駅に下ります。」 おじさんは驚かれたようで、感心したというようにお辞儀をされました。
よほど珍しいのでしょう。
<(61) 白山?>
(61) 白山?DSC02388.jpg
17時47分、御所峠から5.12km・1時間8分の頃、南の方に遠く白山と思われる山が見られました。

御所峠から5.74km, 1時間16分で壱尾橋横を通過します。17時54分です。
ここで県道205号線旧道は新道に合流します。
新道を渡って尾田川沿いに下ります。
壱尾橋から2番目の条坊橋を左に見て、右に県道205号線を渡り、市道五両目日吉神社線に入り左(北)
に進みます。
T字路に出たら右に進み、山間の道に入ります。左に溜池(久ヶ迫ため池を見て、三叉路に出たら、右に進
みます。
左手に日吉神社への入り口があるはずですが、先に進むことしか考えてなかったので見逃してしまったため、北の鳥居のところまでやってきました。
右手に自販機があったので、購入しようとしたのですが、何度試みても硬貨が戻って来るだけ、紙幣も受付けません。仕方ないので道を渡って近くの自販機でドリンクを購入しました。
戻って市道坂ノ市木田循環線を右(東)に進みます。
金道川が近づいたら大通りを左に曲がります。
2番目の大きな十字路を右折して市道坂ノ市中央49号線に入ります。
角の自販機でドリンクを追加します。
北に進み右手の坂ノ市神社に参拝します。
北に進み十字路に出たら左の歩行者用道路に入ります。
2番目の十字路は県道38号坂ノ市戸次線です。右折します。
そのまま北に進み、国道197号線を渡ると間もなく坂ノ市駅に着きます。
19時37分。市尾橋から4.54km, 1時間43分でした。
坂ノ市駅から大分行に乗り、大分駅で小倉行に乗り換え、別府駅から亀の井バスに乗って、午後8時56分に自宅に着きました。
あ〜よく歩いたー!


<装備・所要時間など>


(注) 次のデータはクリックで別画面に拡大表示します。
240331実行データ.jpg



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posted by sanjin at 12:31 | Comment(0) | 大分市の山 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする