2016年08月07日

吉備山ミニ縦走160502

16年5月2日(月) 晴 UL: 170710

朝見神社上の櫛下ハイキングコース入口から上って耳取山の裏手に上るには、鮎返し貯水池の方に大きく迂回して車道がつけられている。

車には都合が良いだろうが、歩く方にとっては長すぎる。
そこで吉備山を通れば短距離で上の道に出られると思われるので、そのルートを見つけようと出かけた。


ハイキングコース入口への途中、新しい道を探そうと朝見川の「雲泉寺橋」を渡ってすぐ左折したら、行止りだった。
近隣の方が数人いられたので、言い訳ついでにこの際「雲泉寺」について尋ねた。

昔あったという。
そのうち資料を持って来て見せて下さった。
地域の新聞だ。
<01. 地域の新聞><02. 雲泉寺由来切抜>
01. 地域の新聞DSC02081.JPG
02. 雲泉寺由来切抜DSC02081.jpg

新聞によると「雲泉寺」は、別府の伝説によく登場する奈良時代の高僧・行基が、現在のケーブルカー下駅一帯に建てた「温泉寺」の変化らしい。
現在も「雲泉寺薬師堂」の形で現存するという。

雲泉寺の付いた地名には雲泉寺橋のほか以下のものがある:
BS雲泉寺橋・雲泉寺温泉・雲泉寺駅(ケーブルカーの下駅、ちなみに上駅は「乙原駅」)


03. 別府一周遊歩道に出合う
03. 別府一周遊歩道に出合うDSC02083.JPG
途中寄り道をして別府一周遊歩道を通る。

以前根元から直角近くねじれていた案内板が正しい方向に直されていた。
<03. 直された案内板><04. 旧案内板>
04. 直された案内板DSC02085.JPG
案内板023 IMGP5544.jpg


ルートマップ(国土地理院地図・カシミール3D使用)
吉備山ルートマップ160502edit.jpg

ハイキングコース入口に着いたのは午後4時過ぎ。
<05. 左山道入口>
05. 左山道取付きDSC02086.JPG
今日の取付きは左手の墓地の右側。

<06. 亀石神碑>
06. 亀石神碑DSC02087.JPG
下草を分けて上り、右に進むと大きな岩があり、手前に石碑が置かれ文字が彫られている。
大岩を祭ったものだろう。
この大岩は下の車道から見ると、ツタに絡まれながらよく目立つ。


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吉備山の山中にはこの他、あちこちに人の手の入った跡がある。
朝見1丁目の長松寺から聖地としてこの山を拝したという。
へんろみち大将:長松寺

<長松寺より吉備山展望160502>
長松寺より吉備山展望160502.jpg

長松寺はもともと曹洞宗永平寺派長松寺であったが、江戸時代に入って万年山長松寺と社号を改めたと言う。境内にはドルメンや人面石などもあるそうだ。

禅宗と巨石崇拝は結びつかないと思うが、改称も民間人の宗教心に引かれたものであろうか。

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<07. 祠>
07. 祠DSC02089.JPG
ここから枯葉で滑りやすい急斜面を凌ぐと平らなところに祠があった。

<08. ウバメガシ?の大木>
08. ウバメガシ?の大木DSC02091.JPG
そこから急坂を上ると尾根に上り、大木も現れた。

<09. 二つの大石>
09. 二つの大石DSC02094.JPG
傾斜が緩むと2つの大石が現れ、そばに赤テープがあった。


そこから平地を潅木を掻き分けると山頂の裏手に出た。
表に回ると、どなたかが付けた山頂標識が真新しい。
<10.裏から山頂へ><11. 山頂標識>
10. 裏から山頂へDSC02095.JPG
11. 山頂標識DSC02096.JPG

一休みの後、木の枝にすがり急斜面を降りると、作業道の曲り角のようなところに着いた。
先の道は右折して路肩に石組みがあった。
古い地図には確かに道が描かれているが、途中で途絶えている。
何処迄行けるのだろうか。

<12. 投棄されたタイヤ>
12. 投棄されたタイヤDSC02097.JPG
実際には道は途中で竹薮に遮られたが、左手に谷を感じながら竹を掻き分け踏み分けてなおも進むと、平らな谷に降りた。

行く手には堰堤があって左に交わして再び谷の中を進む。
右に上りたいが、つたに覆われていて入り込む隙間もない。

<13. 上の道は近い>
13. 上の道は近いDSC02098.JPG
行く手が明るくなり、草を掻き分けるとそこは車道だった。
場所は耳取山の奥。

<14. 少し上の目印の木><15. 谷降り口(上から)>
14. 少し上の目印の木DSC02102.JPG
15. 谷降り口(上から)DSC02104.JPG

既設道路のありがたさを感じながら車道を戻り、六枚屏風入口で湧水を一口頂いて下る。

<16. ここを左へ>
16. ここを左へDSC02105.JPG
以前から気になっていたが、吉備山の登山口を入ると直ぐにT字分岐分岐があり、山頂へは右折するのだが、左折すると何処へ行くのだろうか。

入って左折すると少し先で車道に下りてしまった。
この当りが旧登山口だったのだろうか。

この辺りから左に上るとあの祠に行き着くという話をゆみちゃんさんから聞いた。
大分の山:吉備山 別府 朝見神社

6時過ぎにHC入口を通り、小さな公園の一角で一休みして自宅に帰ったのは8時前であった。

骨折り損のくたびれ儲け!


<後記>

吉備山縦走路について分かったことはただ漫然と作業道のようなところを辿っても、望ましいところには出ない。
そちらにはあまり頼らず、右手の杉の植林帯の鞍部尾根を進むのが正解と思われる。

また車道のショートカットなら、縦走しなくても現在の登山道をたどって、山頂へ直登する手前で右に進めばよい。

次回の宿題ができた。


<所要時間>
◎アプローチ:1:32 【移動1:16,休み16’】
自宅発 2:50PM<1’>NB<3’>OBT(2’)<3’>荷直し(3’)<34’>行止り(立話11’)<26’>HC入口<9’>4:22PM 取付き着
◎山行:1:25 【移動1:16,休み9’】
取付き発 4:22PM<36’>山頂(9’)<6’>分岐<34’>5:47PM 林道出合着
◎帰路:2:04 【移動1:40,休み24’】
林道出合発 5:47PM<21’>登山口<山道6’>再林道<8’>HC入口<34’>公園角(小休10’)<18’>CMS(買物14’)<13’>7:51PM 自宅着
◎合計:5:01 【移動4:12,休み49’】

<装備>
◎ザック:3.3kg
◎バッグ:1.1kg


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posted by sanjin at 14:26 | Comment(0) | 由布・鶴見山系 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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