2021年01月03日

謹賀新年210103


2101年賀.jpg


新しい一年が始まりました。

今年が皆様にとってより良い年になりますように。

希望にあふれた時代の始まりとなりますように。

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最も効率の良い傾斜201217

20年12月17日(木)

山歩きで、同じ時間で、傾斜と稼げる高度の関係はどうなっているのでしょうか。

傾斜が増すほど同じ高度を稼ぐに要する時間は長くなるように感じられます。
また傾斜があまり小さいと水平距離は伸びても高度は稼げません。
どこかに最も高度が稼げる傾斜があることが想像されます。

そこで既に求めた単位水平距離歩くのに要する傾斜と時間の関係を用いて、単位高度を稼ぐに要する傾斜と時間との関係を求めてみました。
傾斜xで単位水平距離を歩くのに要する時間をf(x)、単位高度を稼ぐに要する時間をg(x)としますと
g(x)=f(x)/x
となります。

f(x)は既に求めた平均データを用いて
xに対するf(x)、g(x)の値を求め、グラフに表すと以下のようになります。

高度と時間2(+傾斜).png


高度と時間2(−傾斜).png

この結果から高度が最も効率的に稼げる傾斜を求めますと
上り下りとも約0.41、角度は約22.3°となります。

最も歩きやすいと言われている1/3勾配(角度は約18.4°)よりちょっと大きいですね。
ちょっときついと感じる程度でしょうか。


<21/1/19(火)追加>

また実際の登山道の傾斜との関係はどうでしょうか。
7つの山の平均傾斜を求めてみますと、


登山道の傾斜
登山道の傾斜.png


このように実際の登山道では登山口をどこにするかにもよりますが、回り道も多く、効率的に高度を稼ぐようには作られていないようです。
序で乍、低山の大平山が「きつい」と言われていることが上の表からも裏付けられます。


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posted by sanjin at 18:19 | Comment(0) | 登山随想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年10月21日

別府八峰トレイルV0.4 201021

20年10月21日(水)  曇

201022更新:距離と所要時間の見出しを変更しました。概略もリンクファイルにしました。
201023更新:写真(2) バイパス入口 の内容が間違っていましたので、正しいものと差し替えました。

別府八峰トレイルはV0.4にアップグレイドしました。
主な変更点はエスケープルートを2本追加、距離・所要時間の再計算などです。

マップは「カシミール3D」によるデータを元にオンラインの「地理院地図」を用いました。

スマホからは下のQRコードを読み込んでください。(動作は確認していません。うまくいかないときはPCにオンライン地図を表示させて、「共有」⇒「QRコード」と進んでください。)

<QRコード>
gsiqrcode180.png


<距離と所要時間>




メインルートの詳細は以下のリンクからご覧ください。
B8Tルート案内@小鹿山〜船原山
B8Tルート案内A鶴見岳〜高平山
戻る

追加したエスケープルートの案内です。
写真は調査時再利用しました。

<1> 船底〜BSロープウェイ
船底からエスケイプするには二豊新道と鶴見林道を通ります。
船底から東に下りますと、まもなく傾斜が緩んだところで左にオレンジテープがあります。
ここから左にバイパスを設定しました。
<(1) 船底の標識><(2) バイパス入口>
(1) 船底の標識DSC07671.JPG
(2) バイパス入口DSC07679.JPG

直進ずれば、ロープ場の続く急斜面で、左に急斜面のトラバースの後、崩壊地の上に着きます。
さらに下ればケルンの石の場所に着き、その先でバイパスと合流します。

エスケープルートはテープから左のバイパスに入ります。
<(3) 古いタイヤ>
(3) 古いタイヤDSC07680.JPG
途中に古いタイヤがあります。

倒木でやや通りにくいところもありますが、危険を感じるところはありません・
テープに従って下ると涸れ谷をわたって本ルートに合流します。

後は古いテープと追加したオレンジテープに従って下ります。
左は深い谷なので注意してください。

下の方で多少ロープ場がありますが、注意して下ってください。
その下の降り口を右に下れば境川本谷の取付きに着きます。
<(4) 取付きへの降り口><(5) 二豊新道の取付>
(4) 取付への降り口DSC07683.JPG
(5) 取付から登り方面DSC07663.JPG

幅の広い涸れ谷を渡れば、終点近くの鶴見林道に合流します。

<(6) 地獄谷入口>
(6) 地獄谷入口DSC07657.JPG
左折して、右手にいくつかの谷と工事現場を見ながら下ります。
<(7) 滝谷><(8) 桜谷>
(7) 滝谷工事現場DSC07729.JPG
(8) 桜谷DSC07648.JPG

右に別府ローウェイの敷地とのチェーンを越えて、右手に進み左に上るとBSロープウェイに着きます。


<2> 塚原越〜BS地蔵湯前
<(9) 兎落し入口>
(9) 兎落しへDSC07902.JPG
塚原越からテープに従って東に兎落しの下りに入ります。

<(10) 噴気の出る石>
(10) 噴気DSC07903.JPG
噴気の出る石を過ぎてロープの設置された坂道を下ります。

<(11) ケルン>
(11) ケルンDSC07904.JPG
坂道は途中で左折して下り着くと正面にケルンがあります。

直進して、僅かに蒸気の出ているガレ場の前で右手に下りますと、その先はザレ場の急坂が続いています。
<(12) アセビの茂みへ>
(2) バイパス入口DSC07679.JPG
ちょっと下り難いのでテープに従って左手のアセビの茂みに入ります。

<(13) ここに出る>
(13) ここに出るDSC07908.JPG
立ち木を頼りにテープに従って下りますと、傾斜の緩んだところで本道に合流します。

そこから少し下りますと傾斜の緩んだところで左手にテープが見えます。

そちらの方に向かって下って行きますと、石の間を下る所を過ぎて谷に出合います。
<(14) 石の間を下る><(15) 右岸に渡る>
(14) この先石の間を下るDSC07909.JPG
(15) 谷を渡るDSC07912.JPG

対岸のテープに向かって谷を渡り、暫く右岸を下ります。
尖った石の右手を下れば、対岸にテープが見えますので、そちらに向かって左岸に戻ります。
<(16) 尖った石><(17) 左岸のテープ>
(16) 尖った石の右側を下るDSC07914.JPG
(17) 左岸へ渡るDSC07915.JPG

その後は傾斜も緩みテープに従って下れば第3堰堤の上に出ます。
<(18) 第3堰堤上のテープ>
(18) 第3堰提上のテープDSC07533.JPG
左先にテープがありますので、そこから上の山道に上がります。

次の堰堤上の平地は見送り、第2堰堤の先まで進みますと、行く手にロープが見えてきます。
ロープに沿って下りますと、そこは第2堰堤の下です。

<(19) 鍋山の湯入口>
(19) 鍋山の湯入口DSC07526.JPG
谷を渡って作業道に上り、左に下りますと、やがて鍋山の湯入口のゲートに行き当たります。

ゲート右側の隙間から外に出て左に市道を下ります。
へびん湯に向かう道とのト字分岐は直進します。

監視所を過ぎると左手に明礬グラウンド、さらに下って薬師寺を左に見て下るとT字路に行き着きます。

左折して上り、桝屋旅館の前を右手に下りますと国道500号線に出合います。

押しボタン信号機によって国道を渡ればBS地蔵湯前の市街地方面への乗り場です。


―以上―




posted by sanjin at 16:06 | Comment(2) | 登山随想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年09月14日

登山道の傾斜と時間200914

20年9月14日(月) 晴


200915訂正:サムネイルのぼやけを改善しました。
200923訂正:グラフCの位置が間違っていましたので、下にずらすとともに、
       その位置に本来あるべきグラフB-1を追加しました。




カシミール3Dではトラックやルートデータから、グラフ機能を使って山行の水平距離や時間、標高差を知ったり、推定することができます。


その場合上りは適正な値が得られますが、下りが多くなると時間が予期したより短くなることが多くなります。


開発者もそのことはご存じで、それ故推定値を求めるデータ(WalkComp)を開放して、自由に変更できるようにされています。



そこでそのデータを関数化してはどうかと考えました。


WalkCompのテキストデータは傾斜(%)と歩行速度(km/時)との関係を表したものです。

当初、その正の側はほぼそのままに、負の側を変更した関数はできないものかと考えました。


そこでまずWalkCompデータをグラフ表示しましすと以下のようになります。

<@Kas3D傾斜:速度グラフ>(カシミール3D使用)
@傾斜:速度グラフ (1).gif

これは見慣れた関数のどれにも似ていませんので、これをどう変更するかも思い付きません。



それで歩行速度の代わりに、その逆数を採ってみました。

<AKas3D傾斜:時間グラフ>(カシミール3D使用)

A傾斜:時間グラフ (2).gif

速度の逆数は「単位水平距離(km)進むに要する時間(時)」になりますが、ここでは簡単のために「時間」と表記します。

それで傾斜と時間の関係をグラフ化しますと、傾斜が正の部分はきれいなカーブを描きます。



これは指数関数に似ていると思い、傾斜0と1(100%)の値をWalkCompに合わせた指数関数を求め、グラフ化しました。

驚いたことに、図のように傾斜が正の部分では、ほとんど重なっています。

<B傾斜:時間比較グラフ>(カシミール3D使用)
B傾斜:時間グラフ (3).gif

ただ負の部分は大きく外れていきます。

(大勢に影響しませんが、WalkCompでは傾斜-100%の速度が0.01になっていますが、グラフではこれを0.1に変更しています。したがってその部分の時間は10としています。)



実際には負の部分も絶対値と共にほぼ指数関数的に増加するのだろうと想像できます。

正負とも絶対値とともに指数関数的に増加する関数として思いつくのは、懸垂線(電線が撓んでいる形)つまり双曲線関数です。


そこでいろんな条件を付けて適当な双曲線関数を探すことにしました。

具体的には双曲線関数をy=a*e^(kx)+b*e^(-kx)+c とおいて、a, b, c, k を求めることです。


ただしx=0のときy=1になり、a+b+c=1になりますから、3つのパラメータを決めればよいことになります。


また傾斜0.3の場合、下り時間は上りの3分の2程度になり、傾斜0.9の場合Kas3Dの値に一致するなどの条件を用い、もう一つの条件は微調整で決めていきます。


こうやって探した結果、Kas3Dの正の部分に極めてよく合うものとして次の結果を得ました。(B-1 Kas3D to 双曲線)

B-1 Kas3Dto双曲線.gif

こうして一応結果を得た訳ですが、ただ正の部分でKas3Dによく合い、いくつかの条件を満たすものを決めたというだけで、何ら実際の登山を反映していない安易なやり方だという点が問題です。

それで実際に歩いたときのGPSの結果から近似関数として双曲線間巣を指定してその形を決めようと考えました。
その結果得られた結果をグラフ化したものが以下です。(グラフC 双曲線近似グラフ)

C双曲線近似グラフ.gif

ただこの方法にもいくつかの問題点がありました。

GPSデータの中には休憩などいくつかの不要なデータが含まれているため、それを取り除く必要があります。(カシミール3Dの「間引き」機能が有効でした)


またGPSデータは大きなエラーを含むことが多いので、それを取り除く必要があります。

そのためプログラムの中で除外条件を設定しました。


さらに双曲線関数を決めるのには、ステップデータ(隣接するトラックデータの差)をいくつかのブロックに分ける必要があり、そのため正確さが損なわれます。


また双曲線関数はエクセルでは用意されていないので、プログラムの中で4つのパラメータを決める必要があり、そのため1個のデータの処理だけで10数分の時間と監視のため中断するために手数がかかります。


グラフに付記していますようにブロックデータを2次曲線で近似したグラフも表示しました。


これは元のステップデータがあればエクセルを用いて直ちに表示することが出来ますし、双曲線近似と大差はありません。


それじゃーブロック化など面倒なことはせずにステップデータを基にして直接2次曲線近似を表示させれば簡単ではないかと思いました。


またその際エラー除外の条件も改善しました。

つまり得られたデータを再利用してエラーとして扱う範囲を訂正しました。

それを2度繰り返して最終結果としました。



そのようにして得られた結果の例が以下です。

上と同じ元データを用いています。

<D2次曲線近似グラフ>(カシミール3D使用)
D2次曲線近似グラフ.gif


しかしこのグラフで原点に向かう点列は何でしょうか。

ランダムな点データを期待していたのに、これは意外でした。


カシミールから書き出したデータは高さがm単位に丸められていますので、そのためでしょうか。

それとも人間活動の知られていない何らかの規則性に由来するものでしょうか。


試みにカシミールからの書き出しを用いないで編集データ(トラックファイルをダブルクリック)をコピーしてグラフを描いてみますと、古い機器を用いたものでは、同じような点列傾向が見られますが、最新のソフトを搭載した機器ではランダムな点の集合になりました。


次がその例です

<EGPSデータによる2次関数近似>

EGPSデータによる2次曲線近似.gif

やはり点列は高さデータが、整数値かどうかは別として、丸められていたためだったようです。



はっきりさせるために調べてみました。


グラフの横軸は「傾き」、つまり「高度差/水平距離」、縦軸は「時間」、正確には「時間/水平距離」、従って原点からの勾配は (時間/水平距離)÷(高度差/水平距離)=「時間/高度差」(単位高度差当りの時間)となります。


GPSデータは私の場合原則的に10秒間隔で取得していますので、高度差が整数値など丸められた値だとすると、勾配も丸められたとびとびの値になり、グラフは原点に向かう点列群の集まりとなるわけです。

ただ、全てそうなっていないのは、主として休憩時間を除くなどのためデータの「間引き」を行っているからです。


しかしGPSによる「高度」の精度を考えると1m未満の値は意味がないと考えられます。

従って結局ここでは処理が簡単なtrkデータを用いることとしました。



このようにしてカシミールデータから書き出したtrkデータを用いて2次関数を求め、それぞれの式の係数を平均化たものを求めました。

それらを表したグラフが以下です。

<F傾き:時間グラフ(トレイル)>(カシミール3D使用)
F傾斜:時間グラフ(トレイル) (2).gif



以上はトレイルについてですが、山行の行き帰りのロードついても調べてみました。

<G傾き:時間グラフ(ロード)>(カシミール3D使用)
G傾斜:時間グラフ(ロード).gif


ここでトレイルとロードでは傾斜0の場合の平均速度が大きく異なっていることに気づきました。


得られたデータではトレイルのはロードの約0.6倍です。

ロードでの速度は各人その大体の値は把握していると思われますが、トレイルでの傾斜0の速度を知っている人はあるでしょうか。


そこで基準としてはロードでの平均速度を用いるべきだと思いました。

ただし登山と同じ装備と荷重で歩いた場合の値です。


空荷で歩いた場合の体重を体重に荷重加えた値で割ったものを掛ければおおよその値を知ることが出来ます。

つまり 「平地での速度(ロード)」=「空荷での平地速度(ロード)」×「体重÷(体重+荷重)」


このようにしてロード平均データで空荷での平地速度を1としたときのトレイル所要時間を求めました。それを示すグラフが以下です。(参考までにKas3Dのデータを2次曲線近似したものも含まれています。)

<H傾き:時間グラフ(トレイル・標準化byロード)>(カシミール3D使用)
H傾斜:時間トレイルグラフ(標準化byロード).gif



さらにトレイル・ロードの平均データから時間の逆数を求めてWalkCompの代わりに用いることの出来るテキストデータを求めました。

トレイルテキストは WalkCompTrail.txt


ロードテキストは WalkCompRoad.txt


リンク先を右クリックして名前をつけて保存し、WalkComp.txtの入っているKashmirフォルダに貼り付けて追加すれば、Kas3Dソフトの中の「グラフ表示」の中の「設定」で「補正ファイル読み込み」から使うことが出来ます。

その際、元のWalkComp.txtは削除しないでください。



使用に際しては、トレイルとロードは分けて、トレイルでは〜Trail.txtを、ロードでは〜Road.txtを用います。

いずれの場合も「平地での速度」は上述の「平地での速度(ロード)」を用います。



元より使用したデータは私個人(同伴者を含む場合あり)のものですが、最終的には個人的な歩行速度は反映されていません。


しかし山行には個人によってスタイルが異なり、上りに意欲を示して速い人、逆に下りが得意な人などがあります。

それ故得られた結果は必ずしも一般性はありません。(下線部訂正200915)

また平均する前のグラフから分かりますように、山によっては平均からかなりずれるものもあります。


ご使用されての結果について責任は負えませんので、あくまでご参考まで。






posted by sanjin at 17:55 | Comment(0) | 登山随想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年01月04日

「インターバル速歩」について191021

19年10月21日(月)

NHKラジオ第1に「山カフェ」という山を話題にした番組がある。
毎週土曜 午前8時05分から9時55分まで。
9月28(土)だったか、何気なく聞いていたら、耳寄りな情報が聞こえてきた。
脚を鍛えるという「インターバル速歩」の説明だ。

全力の70%の速歩を3分間、遅歩を3分間交互に30分歩く「インターバル速歩」を週4回続ければ半年で体力年齢が10歳若返るという。
また山でバテるのは筋肉中のグリコーゲンが底をつくためで、それを補うには牛乳がよいという話も聞いた。

早速翌日インターバル速歩を試してみたら、翌日から体調がよくない。
2日後に歩いてみたら尚更体調が悪化した。

これはおかしいと思い、ネットでインターバル速歩を見たところ、「高齢者の方にはインターバル速歩の小分け運動を勧めます。
1日の間で何回かに分けてインターバル速歩を行い、その速歩の合計タイムが15分以上になるように心掛けてみてください。」とあった。

しかし3回に分けてもウォーキングに適した公園まで往復20分かかるので、それを3回繰り返すのは現実的でないと思った。高齢になると物事が難しくなるのだなあ。
それで10/20(日)に本来の方法でもう一度試してみたが、思わしくなかったのでこの方法は止めることにした。
日常の5km50分の周回速歩でも累積高度差が150m程あるので、週3回続ければ効果があると思う。
この方法をトレーニングの一環に取り入れることにした。

しかし牛乳がよいというのは参考になった。今まで山に牛乳を持って行けなかったが、最近ミルク生活という大人のための粉ミルクが発売されたので、そのスティックタイプを活用している。
山に登る前後に摂取するようにしているが、特に下山後に十分摂るのが効果的だと思う。


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posted by sanjin at 11:34 | Comment(0) | 登山随想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年12月05日

マダニ感染症その後など 190715

19年7月15日(日) 晴
マダニに咬まれたところの手術後の抜糸の6日後、5月24日に手術を受けた皮膚科を受診した。
その2日前に首に高熱が出て、その後も発熱が続いていた。皮膚科ではダメ押しだと言って抗生剤を処方された。その後熱は38℃台から徐々に37℃台に落ちてきたが、完全には下がらない。
5月31日(金)の受診時にどうもおかしいと思われたらしく、5箇所も咬まれた例はないとも言われて血液検査を受けた。
1週間後に来るように言われたが、緊急を要するらしく、6月3日(月)に連絡を受けて検査結果を知らせてもらった。
いくつかの項目に異常が見られ、免疫学的検査では感染を疑わせるCRP値が上限の20倍以上と異常に高い。

権威ある専門の先生の意見を伺おうと、医療センターの専門医を紹介され、今週中に行くようにと言われた。
これがまた一悶着。早速火曜日に出かけたが、3箇所ある原バス停の場所を間違えて戻る。翌日水曜日はセンターまで行ったが、本日皮膚科は休診とのこと。明日木曜日はどうかと聞くと明日は良いと言う。
それで木曜日に行くと本日は休診という。訳を話すと「誰が言った?」という。言った人の顔までは覚えていなかった。とにかく本日は休診でどうしようもないという。
何と言ういい加減な所かと憤慨して、照会元の皮膚科にその旨を伝え、別の所を紹介してくれないかと言うと、其処しかないという。仕方なしに翌週の月曜日6月10日にやっと受診にこぎつけた。
順番が回ってくると、「こんなに遅く症状が現れることはない。マダニに咬まれて一両日で症状が現れるはずだという。(しかしNIIDに記載されていたところでは2週間以下とか、3週間以下という内容だったがなあ)
また「人にウイルスを移す心配はないのか」と問うと、その心配はないというので、その点は安心すべきか。

状況が元の皮膚科の先生からちゃんと状況が伝わっていたのだろうか。
また「今の症状(発熱など)は内科的なものだ。」と言われる。
データだけを見て事務的に判断されたように思う。そんなものかと思って帰ったが、どうも腑に落ちない。せめてウイルス検査でも受けさせてもらえばよかったと思ったが、後の祭り。また保険でこちらの興味だけで、専門家の見解に反して、そこまで要求できるかも不明。
その専門家は病気がちでそのための休診もあったかもしれない。そのため面倒なことには係りたくなかったのだろう。

その後の肝臓系の定期的検査でも異常はなく、膵管の拡張も軽度になったと言われた。膵管の狭窄については聞き忘れた。
さらにその間総合的な健診を受けたが、腎臓に少し心配な点もあるが、ほかに異常なしとのこと。
また冠動脈のカテーテル治療の予後も良好で運動の制限はないとのことで、その後の経過観察は個人の医院に任されることになった。
結局内科的な異常は認められなかった。

一方発熱後から続く、どうしようもない全身の倦怠感はどうか。
歩く早さも3分の2程に落ち、眠っても眠ってもだるさは直らない。
これはマダニ感染症の影響以外に考えられるだろうか。
その影響は筋力にも及び、放置しておいても改善はされないとのこと。
ならば無理にでも運動して筋力を鍛えるしかないな。
今後は筋トレに励もう。

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2019年05月26日

マダニ感染症「SFTS」に罹ったようだ190526

19年5月26日(日)  曇

190527誤字訂正 190528下線部追加

最初にマダニに咬まれてから約1ヵ月後の5月7日の午後に皮膚科で切除手術を受け、その11日後の5月18日(土)に抜糸も終えたのだが、習慣的に近隣の処方箋薬局で処方箋薬の提供を受けようと思ったのだが、土曜午後休みなのを意識していなかった。そのため2日間の空白期間を生じた。皮膚科近くの処方箋薬局なら営業中だったのに。処方薬は処方してもらった医院の近くで受け取るのが原則だと思った。

空白の2日間の影響が出たのかどうかは不明だが、21日夜は体が熱くて寝苦しく、22日夜には首が耐えがたく熱く、2度程濡れ手拭を巻いて凌いだ。
その後も発熱はただ熱いだけで悪寒などはない。
安静にすると体温は下がり、運動すると熱が上がる。

時々医学的な話を伺う整形外科の先生にマダニにかまれたことを話すと、「マダニは怖いよ。死亡することもある。」と言われる。首に高熱を生じたことを話し、「脳を守るための戦いがあったのですね」と聞くと「その通りだ。よかった、命拾いしたね。」と答えられた。司令部を守るために守備隊が火炎放射器から火炎を発射して、敵を撃退したのだ。多少のとばっちりの熱さなど耐えないといけないな。

マダニによる感染症には何種類かあるが、
原因不明の発熱、消化器症状(食欲低下、嘔気、嘔吐、下痢、腹痛)が中心的な症状です。時に頭痛、筋肉痛、神経症状(意識障害、けいれん、昏睡)、リンパ節腫脹、出血症状(紫斑、下血)などが主な症状といわれるSFTS(重症熱性血小板減少症候群)と思われる。(下線部が該当症状)(戻る)
(参考資料:フラワー薬局 https://www.m-ikkou.co.jp/useful/flower/flower201709/
SFTSの致死率は29%と言われる。(PREZENT Online https://president.jp/articles/-/15253

これはウイルスによる症状で、今のところ有効な治療薬はないとのこと。
できるのは対症療法だけだが、もう一つ頼りになるのは体の自衛能力だ。
戦いはいつまで続くのだろう。受けて立つしかないな。

処方された薬には発熱したときに解熱効果のある飲み薬も含まれている。
看護師に「発熱は防御反応だから、下げないほうがいいのでは」と尋ねると、(戻る)
「それはそうですが、高齢ですから無理をしないほうがいい」と言われた。
しかし解熱した結果、脳が侵略され廃人になってまで生きていたいとは思わない。

医療は生命を保持することを第一義としているが、個人的にはそれが適切な方針とは思われない。
物質界と精神界の接点に位置する頭脳、それはまさに個人としての人間の司令部だ。
これが壊されてはまさに「生ける屍」になるだろう。
したがって解熱剤も脳に接続する部分の発熱には使うべきではない、戦いあるのみだ。

世界平和、それは望ましいことではあるが、実現する兆候さえ見られない。
人体の中も常住戦場であることを自覚して生きていこう。


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2019年05月21日

マダニに咬まれる

19年5月21日(火) 晴

今年4月上旬からの約1ヶ月間で5箇所もマダニに咬まれて、切除手術を受けた。
学生の頃の二十歳過ぎに咬まれて以来のこと。

最初は4月4日に乙原から志高湖まで藪漕ぎで歩いた後のことだ。
入浴の際体を洗っていると、陰嚢がとても痒く、しかもシコリがある。
大きさは径5ミリ位か。触れる方向によっては痛みを感じる。

後でよく見ると黒い頭がある。
その時はニキビの親だろうと判断した。
頭が黒いのは場所柄なのだろうと思った。
それでホットシャワーをかけるとともに朝晩オロナインH軟膏を塗った。
痒みは次第に収まり、シコリも縮小して径2ミリほどになって、4月末には終に頭も消失した。
そのとき抜け跡に小さな光る黒点が残ったが、いつしか消えてしまった。

2回目は4月28日、船原山で藪漕ぎをした翌日のことになる。
右の首筋に痒みを感じる。
周りが硬く腫れている。
やはり触れる方向によっては痛みを感じる。

<首筋に喰い付いたマダニ>
マダニ咬刺後4日(5月2日)50%.jpg
直接見えないので何度もカメラで写してみると、
マダニが喰いついていた。
もっとも鮮明なものをアップする。


このとき先の陰嚢の件も同じ症状だったのでマダニのせいだと分かった。
取ってはいけないと言われているので、皮膚科を受診しようと思った。
しかし連休で開いている皮膚科はなかったので4月30日に当番医の内科を受診した。
専門医ではないので処置はできないが、この軟膏を塗って連休明けに皮膚科を受診しなさいと言われた。
その軟膏はルリクールVG軟膏といい、副腎皮質ホンルモン剤に抗菌剤を配合したものだ。
1日に数度、首と陰嚢の患部に塗りつけると次第に痒みと腫れは収まっていった。

次に山に入ったのは5月4日の向平山〜船原山の時になる。
このときは気をつけて、下山して帰宅後、着ていた衣服をそのまま洗濯機に入れ、
体はシャワーを浴びてよく洗った。

その後はもちろん新しい衣服を身に着けたのだが、
翌日腰の左後ろと左臀部に痒みを生じ、触れると周りは硬いが、中央部はベトベトする。
腰には虫はいないようだが、臀部に触ると虫がいるようだ。
さらにその翌日は右足の第2指と第3指の間が痒い。
見るとマダニが喰い付いていて、足の甲の方に水脹れが広がっている。
腰・臀部・足の3箇所は前の2箇所とは状態が異なる。
マダニの種類によるのかもしれない。

ここで家にマダニを持ち込んでしまったことに気付いた。
マダニを駆除するアース製薬の「ヤブ蚊マダニジェット」を購入して寝室に撒いた。
ただ皮膚や目にかからないように、また噴射気体を吸い込まないように注意する必要がある。
そのためマスクをして息を止めて噴射した。
とくに隅の方やタンスの中にも撒いた。
さらに寝室にある衣服を順番にすべて洗濯機にかけて洗濯した。
使っていない布団も虫干しする必要があると思っている。

他の部屋までは手が回らない。
人家はマダニが長く生息できる環境ではないから大丈夫だと思っている。

山に入るときのために「イカリジン」というマダニなどの忌避剤のスプレーを購入して、山に入る前に衣服に散布するようにした。

これで安心というわけにはいかない。
山中ではこまめにマダニのチャックをする必要がある。
また山中で座って休むときには地面にアース製薬の「ヤブ蚊マダニジェット」を撒いて、その上にシートを敷いてそこに腰を下ろすことにしよう。

「イカリジン」と「ヤブ蚊マダニジェット」の2つを山行の際に常備すれば安心だろうと思われる。

さて連休も明けた5月7日、市内の皮膚科を受診した。
診察の後切除が必要だとのことだった。
連休明けで混んでいるので、その日の夕方の時間外に手術を行うことになった。

上から下へ順番に局部麻酔で行われたが、やはり痛い。
特に陰嚢部と足の指の間は痛みが強かった。
しかし1時間も掛けずに手術は終わった。
翌日ガーゼの付け直しをして、1週間後に経過観察、
さらに1週間後に抜歯の予定となった。

自宅でも付け替えの指導を受けたが、何しろ足以外は目に見えないところ、シャワーの前にイソジンで消毒した後、見当でガーゼつき防水絆創膏を貼った。
ただ足は傷が複雑なため、防水は困難なので、ポリ袋で包んで2箇所にゴムバンドを巻いて濡れないようにした。

1週間後の受診では経過は順調で予定より早く、その4日後に抜糸することになった。
抜糸でも手術と同じところが少し痛かったが、それより何よりその日から入浴できることが嬉しかった。

それにしても藪漕ぎも何度も行っているのに、何十年もマダニに咬まれたことはなかった。
それがどういうわけで1ヶ月に5箇所も咬まれたのだろうか。
今年はマダニが大発生でもしたのだろうか。

確かに今年は暖冬で4月からは高温になった。
それでマダニが活発に活動を始めたのかもしれない。
ほかに考えられることとしてはこちらの事情もある。
循環器の治療のために血液サラサラ薬を飲んでいる。
そのため血液の循環がよくなり、マダニを寄せ付けているのかもしれない。

いぜれにしても今までのように無防備で山に入れなくなった。
不便ではあるが致し方あるまい。


<まとめ>
私の体験を元にマダニ対策を纏めてみました。
皆様の参考になれば幸です。

ご存知のようにマダニが厄介なのはいろいろな感染症を媒介することです。
その中には重症化して命にかかわるものもあります。
咬み付かれたとき、安易に引っ張ってはずしたりしないことが大切です。
体の一部が残ってしまうとそこから感染が広がる恐れがあります。

すぐに処置できないときは、抗生剤がよく効くそうですから、それを服用または塗布するのが効果的でしょう。
オロナインH軟膏も消毒効果を発揮し、痒みを軽減するようです。
そして出来るだけ早く皮膚科を受診してください。

またホットシャワーは痒みを和らげてくれますし、マダニを弱めるのかもしれません。
ホットシャワーとは火傷しない範囲の出来るだけ高温のシャワーです。
耐熱性は人によって違うのでしょうけれど、45℃くらいが適当と思われます。
痒いところにかけるとかゆみが和らぎます。
また擦り傷や切り傷などにかけると治りが早くなるようです。
ただ創傷にはかけないほうがよいでしょう。早急に専門医の治療が必要です。
私自身はホットシャワーによってアトピーが軽症化し、涸れかけています。


マダニについて詳しくは以下のサイトをご参照ください。
@ 全般的な易しい解説
マダニによる感染症とその対策(フラワー薬局通信)
https://www.m-ikkou.co.jp/useful/flower/flower201709/
A マダニ対策については次のサイトが詳しいです。
マダニ対策、今できること(NIID 国立感染症研究所)
https://www.niid.go.jp/niid/ja/sfts/2287-ent/3964-madanitaisaku.html
B マダニが媒介する感染症のひとつのライム病について詳述しています。
ライム病とは(NIID 国立感染症研究所)
https://www.niid.go.jp/niid/ja/kansennohanashi/524-lyme.html


初めてダニに咬まれたころ
大学生時代、京都の修学院という所に下宿していたことがあります。
ある日そこからいつもの散歩道をさらに奥に進み、親鸞聖人が通ったと言われる「石切り道」を通って比叡山に登った時のことです。
名前は忘れましたが延暦寺の境内から北に山道が続いています。

その入り口でお坊様が一人のおばあさんを伴って立っていられました。
「学生さん、こちらから下られますか。それならこのおばあさんを案内してください。道が痛んでいるようですのでおばあさん一人では無理でしょうから」と言われておばあさんを託されました。

途中までは趣のある山道が続いていましたが、麓が見えるあたりから道が荒れてきて、水流はないものの溝のように抉れています。また木々も覆いかぶさってきました。
このあたりからおばあさんは難儀しそうなので私が背負うことにしました。
そうして無事に麓の大原へ下り、田畑の中の小道をバス停まで送りました。

そのときおばあさんは「比叡山で仏様に会いました」と言って私を拝んでいました。
「こんな道を下ると言い張った私が強情でした」と悔やんでもいました。
バスの時刻までは1時間ほどあったので私は歩いて帰ることにしました。
おばあさんは、それは気の毒なほど、何度もお礼を言われました。

帰宅した当日か翌日かは忘れましたが、腹部の皮膚に扁平な突起物ができているようです。
下宿の人に見せると、それは「ダニ」だということで、慣れた手つきで注意深く引き剥がしてくれました。
跡には何も残っていないようでした。
「マダニ」とはいわれなかったのですが、同じものでしょう。
下宿の人は満州からの引揚者で艱難辛苦をなめて山篭りもされたのでしょうか。
その様なことに慣れているようでした。

仏様にもダニがつくのですね。
もっと悪い虫が付かないように気をつけましょう。
本当の仏様になる日まで。
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2019年04月19日

春の南立石公園190409

19年4月9日(火)  曇

<本文>
体調が思わしくなく、山に行けなかったので、10分で行ける近くの南立石公園を散歩した。
公園は今春爛漫でソメイヨシノを始め花の競演!
<01 見事なクスノキ><02 樹木>
01 見事なクスノキDSC05646.JPG
02 樹木DSC05647.JPG

<03 山水><04 春モミジ?>
03 山水DSC05648.JPG
04 春モミジ?DSC05649.JPG

ソメイヨシノは満開を過ぎていた。
<05 ソメイヨシノ(1)><06 ソメイヨシノZU>
05 ソメイヨシノ(1)DSC05650.JPG
06 ソメイヨシノZUDSC05651.JPG

<07 船原山>
07 船原山DSC05654.JPG
芝地越しに船原山。

ほかの種類の桜も見られた。
<08 御衣黄><09 鬱金>
08 御衣黄DSC05657.JPG
09 鬱金DSC05659.JPG

ツツジも2種類。
<10 ツツジ><11 紅ツツジ?>
10 ツツジDSC05660.JPG
11 紅ツツジ?DSC05661.JPG


<12 ソメイヨシノ(2)>
12 ソメイヨシノ(2)DSC05662.JPG
別角度からソメイヨシノ。

いい汗をかいた。

<所要時間>
WST 4:29PM?<1:01>5:30PM RTN //

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2018年12月31日

標高と日の出時刻181231

18年12月31日(月)  晴   

初日の出を見るために山に上ると、展望が利いて見やすいことの他に、標高差により平地より日の出時刻が早まることが知られています。
実際にどれ位早くなるかを計算してみました。
標高と日の出計算
計算結果は以下の表の通り。










標高と日の出刻差
標高(m)時刻差(分)
5002.9
10004.1
15005.0
20005.7
25006.4
30007.0
37767.9

平地と比べて富士山でも8分弱、意外に早くはならないなという印象ですが、どうでしょうか。


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2018年12月24日

心臓カテーテル治療181219-22

18年12月19-22日(水―土)  晴・曇・雨のち晴・雨

心臓シンチ検査の後、11日には一般撮影を受け、その日にシンチ検査の結果を聞ける予定でしたが、一般撮影後、急患が入ったので面談は後日ということになりました。数日後担当医から電話があり、シンチ検査の結果、カテーテル治療が必要との説明を受けて、19日の午後入院しました。

症名は「無症候性心筋虚血」。
具体的には狭心症や心筋梗塞の原因となる冠動脈の狭窄、閉塞が各1箇所ずつあり、そのため心筋に充分な血液が供給されない状態(虚血)に陥っているとのこと。
この症状を改善するため経皮的冠動脈インターベンション(PCI)と言われるカテーテル・バルーン・ステントなどを用いる治療を行うとのこと。


入院当日の午後9時過ぎからミネラル補充リンゲル液500mlの点滴が始まりました。
翌日20日の午後2時ごろから検査・治療の予定でしたが、前の患者の治療に時間を要し、時間が押してきて3時頃からとなりました。
昼食は当初治療後にということでしたが、遅くなりそうなので昼食は抜きますと伝えました。
3時10分に迎えが来て、車椅子で放射線科に運ばれました。

検査・治療は造影剤とCTを小型にしたような装置でX線照射をして心臓附近の様子を確認しながら、先ずガイドワイヤーを冠動脈内へ挿入し、そのガイドワイヤーを伝ってステント(金属製の筒状の網)を被せたバルーンカテーテルを狭窄部まで押し進め、バルーンを拡張させて狭窄部位を広げて、ステントを血管の壁に押し付けます。その後バルーンを縮小させてカテーテルを抜き取ると、ステントだけが留置されます。
この方法で狭窄部の治療は40分ほどで完了しました。

閉塞部は普通2〜3時間はかかるだろうと予想され、担当医の手に負えなければ上司の手に委ねるとのことだったのですが、詰まったのがごく最近だったのか、コレステロールが柔らかだったのか、狭窄部とほぼ同じ時間で治療が完了しました。
これで冠動脈の治療は完全な形で完了し、また車椅子で運ばれ4時30分に病室ベッドに帰り着きました。


以前担当医のE先生には「また山に登りたい、仕事もしたい」と伝えていましたので、先生は一寸驚いたご様子でしたが、治療後の面談では治療が完全に行われたことを伝えられて、「運動に制限はありません。山も自由に登ってよろしい、そのために治療をしたようなものですから。」と嬉しそうに言って下さいました。

私が「100キロウォークもして良いですか。」と聞くと、「構いません。ただ怪我をしないように。」と仰いました。100キロウォークをする積りはありませんが、この運動量は祖母傾周回縦走と同等だと思われるからです。
「走ってもよい」と言われましたが、怪我の可能性が高くなると思いますので、これは謹んでおきたいと思います。
山に掛ける最後の目標である祖母傾周回縦走の夢が潰えなかったことが一番嬉しいことです。
E先生は未だ20台ですが、腕も確かで誠実ないい先生です。


治療当日の夕方から体の十箇所に電極を貼って十二心電図という検査が行われましたが、3日目の21日午前中に看護師が外してくれました。
同時に500mlを3回近く続いた点滴も外してくれました。
その後担当医のE先生が来られ、心電図に異常はなく明日午前に退院してよいと言われ、次の受診日も決めて下さいました。
「来年また会いましょう。」と言って去って行かれました。
4日目22日の午前中に退院し、心臓の件は一件落着となりました。
定期的な外来通院の必要はありますが。


思うに心筋虚血が狭心症までに至らなかったのはロングウォークや登山のお陰です。
夢中で歩いているとき突然意識を失う事例が5年間ほどで4回ありましたので、この原因を追究するために今回循環器科を受診したわけです。
以前脳神経科を受診しましたが、異常はありませんでしたので、原因は何かと考えた末、受付で相談した結果の受診でした。

8年前の大腸がん手術も登山の後に発生した異常で受診した結果、手遅れにならずに済みました。
今後も登山で自分の体を限界まで追い込むことによって、弱点が暴露されて早めの治療・治癒の契機になることを期待しましょう。ただあまり無理をするとそのまま逝ってしまうこともあるでしょうから、追い込む程度には注意が必要だと思っています。その限度としてどんなに調子が良くても「走らない」ことを自らに課したいと思っています。


<装備>
◎ザック:カジュアル(ラジオ・ズック・着替え・髭剃り)
◎サイドバッグ:カジュアル(日常と同じ)・山用小(歯ブラシ・カップ・本2冊)
◎服装:フード付防寒服BR上・山用ズボン・セーター・トレーナー下小・半袖シャツ・TRボクサーGR・カジュアル靴下DB
◎換え着:TRボクサーGR・カジュアル靴下DB
◎病棟内服装:TRボクサーGR・半袖シャツ・トレーナー小・セーター・病衣上下:やや暑い


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posted by sanjin at 15:53 | Comment(0) | 登山随想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年12月08日

超音波内視鏡検査181206

18年12月6日(木)  雨のち曇 

今日はすい臓の超音波内視鏡検査(EUS)。
検査の内容はやや太いチューブを咽頭から胃内部に差し入れて、胃やその周辺の臓器を超音波で鮮明に撮影するというもの。
差し入れる途中で咽頭などを傷つけることもあるし、胃の組織をこさぎ取る「組織検査」も行うという。

午前9時半過ぎに自宅発、9時41分に受付着。
中央処置室で、「一応心臓治療のため血液さらさらの薬を2種類処方されているが、今朝は飲んでいません、持って来ていますがどうしましょうか」と尋ねた。
看護師さんはいろいろ調べた後、伝えてくれたことに謝意を表し、組織検査には数日前から血液さらさら薬は飲まないことにしていると言って、今日は組織検査を行わないことになった。もちろん今朝の投薬は中止して下さいとのこと。
しかし太いチューブで傷つけることもあるということだが、それは差し支えないのだろうか。
同じ病院内でも、科が違うと連絡は良くないようだ。

点滴を受けて内視鏡室へ。消泡剤を飲み麻酔の注射を受ける。
超音波内視鏡はやや太いので、麻酔も強いものを使うと言う。
ただでさえ麻酔の効きやすい体質、何時さめることやら。
検査は50分ほどで終わったようだが、その後麻酔から醒めて退室するまで3時間ほどを要した。

その後主治医の先生の診察を受けたが、「すい臓にガンは認められない」とのこと。
ガンを疑われていたのだと分った。
お茶を飲んで咽頭などの様子を確かめたが、むせたりの異常は認められなかったので、今日も病院で遅い昼食を摂った。
帰宅は午後4時であった。


<装備>
カジュアルサイドバッグ・カジュアルズボン・ダウンジャケト・カジュアルキャップ・雨傘


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心臓シンチ検査181204

18年12月4日(火)  晴のち曇

今日は心臓シンチ検査を受けた。
朝食は摂れない。
正式名称は「薬剤負荷心筋血流シンチグラフィ」。
目的は:
@ 心臓の筋肉への血液供給が充分かどうかを調べる検査。
A 安静時と薬剤負荷時の2回の検査を比較することで狭心症などの診断をする。
薬剤には造影剤とは異なり、放射性医薬品が使われる。
両腕を挙げて検査する。
第1回目は中央処置室で点滴装置をつけリンゲル液を注入しながら、RI検査室に車椅子で運ばれ、何種類かの薬剤を点滴する。RI装置はMRIを小型にしたような装置。両腕を挙げて検査する。1時間10分掛かった。腕はほとんど痺れたようになっていたが、ゆっくりと降ろしてくれた。第1回目が終わると点滴装置が外された。
3時間近く中央処置室に移されてベッドで休んだ。その間主治医の先生が2回の血圧測定を行ったが、何れも130台だった。
第2回目の検査は歩いて移動し、薬剤は使用せず、写すだけとのこと。同じ姿勢で40分余り掛かった。
空腹に耐えたご褒美に病院の売店で弁当を買い、2時過ぎに遅い昼食を摂った。
結果は次回11日の一般撮影の後知らせるとのこと。
しかしその前、6日にはすい臓の超音波内視鏡検査(EUS)が行われる。
その日も朝食抜きだ。
何時になったら決着がつくのやら。
  
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2018年11月30日

検査入院181125~27

18年11月25日(日)〜27日(火)  晴〜曇

25日午後、心臓のカテーテル検査のため入院しました。
忘れ物が多く3度自宅に戻りました。
翌日のカテーテル検査は局部麻酔なので、推移が全て分ります。
何をするかは全てアナウンスされますので、安心感があります。

先ず「麻酔注射をします。一寸痛いですよ。」
続いて「カテーテルを入れます。」
血管にチューブが入っていくのが分ります。
この時点では麻酔が利いていて痛みはありません。
「ニトロを2ml入れます。」
「ヘパリンを2ml入れます。」
「造影剤を入れます。」
途端に心臓の辺りが熱くなります。

カテーテルが心臓に達したのでしょうか。
機器から絶えず鳴っていた心音が急に早くなります。
異物が入ったので心臓が警戒しているのですね。
心臓の形や血液の流れはモニター画面で見えます。
冠動脈は不思議な形をしています。
先端から血液が噴出しているのです。

後で模型を使って説明してくれました。
冠動脈は3本から成り、先は尖っていてそこから血液が噴出していると言うことです。
もちろんそれらは心臓を包む膜の中に納まっているのでしょうが、噴出した血液は下で心臓に吸収されると言うことです。心臓を動かすのに血液を毛細血管などに通していたら間に合わないのでしょうね。
こんな臓器は他にはないと思われます。

カテーテル検査で分ったことは私の心臓の問題は僧房弁の閉鎖不全ではなく、冠動脈の一部閉鎖と言うことでした。
つまり心筋梗塞の成り掛けです。
以前弁が開いている画像を見せられましたが、弁の先は開いてぼけていました。
血液が押し出される際に弁の先が振動している画像だったのでしょうか。
それらの見極めのために今回のカテーテル検査が必要だった訳です。

ところで検査前後何度か血圧測定が行われましたが、安静時には上はほぼ120台で安定していました。最低は98でしたが、それはエラーでしょう。

下は70台が普通ですが、最低は58、信じられない値です。
「前回受けたか肝臓の検査で提案されたサプリメント中止の効果がここにも現れたようです。
以前血圧は下がったといっても130台がやっとでしたが、そのサプリ中止の結果、血圧も思いっきり低くなったのかもしれません。

思うにサプリメントは栄養素の塊です。短期的には卓功を示しますが、直ぐに効果は感じられなくなります。
そこで止めるべきだったのですね。メーカーは継続を勧めますが、それは決して使用者のためではなく営業上の都合でしょう。効果が感じられないまま使用を継続すればどうなるのでしょうか。濃厚な栄養が多分肝臓に負担を掛け、γGTの値に反映されたのかもしれません。
次回の肝臓の検査のとき、先生には良い報告が出来そうです。

極言すれば『サプリメントは必要なときに短期間使用するのは有効だが、長期に継続すべきではない。』と言えそうです。

ところで心臓のカテーテル検査の予後は良好で3日目の午前中に退院することが出来ました。正味2日足らずの入院でした。

残念なことに処方された投薬の中には『血液をサラサラにする薬』、無理をしないために『心臓の活動を弱める薬』が含まれているため、元気だ出ません。実際近くに買物に行くのがやっとで、登山とウォーキングは禁止です。それが残念で辛いですね。だが先生は「ずっと行けないのではなく治療が済むまでですから(辛抱しなさい)」と仰っています。「はい(、その通りに致します。)」

さて冠動脈の治療方針を決めるため、来月初旬外来で「心筋シンチ」という検査を受けます。
赤外線で心臓の働きを見るということです。結果はどうなるのでしょうか。待ち遠しいところです。

その次はすい臓の超音波内視鏡検査、これは一寸リスクが伴うとのこと。
しかしこちらとしては先生にお任せするだけです。

心臓もすい臓も検査の次は本格治療が待っています。
どうなることやら、『人事を尽して天命を待つ』の心境です。


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posted by sanjin at 21:26 | Comment(0) | 登山随想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

肝臓MRI検査181114

18年11月14日(金) 晴

採血の後、MRI検査を受けた。
音が騒がしいのでと両耳に防音装置をつけた。
やはりすい臓の管が細くなっているとのこと。
次回は超音波内視鏡で詳しい検査を受けることになった。

血液検査の結果はγGT独高である。値は前回と同じ程度で下がっていないとのこと。
原因は未だ分っていないとのこと。
先生:「サプリメントを止めてみますか。」
3種類摂っていたので、
私:「一番後で始めたのを止めればいいですか。」
先生:「全部です。」
私:「はい。」

半信半疑で止めたところ、効果は直ぐに現れた。
(1) 一日中続いていた眠気が薄らいだ。
(2) 睡眠時間が短くなった。
の二つが先ず現れた効果だ。

何故だろう。
多分サプリメントの効果が感じられるのは始めの2,3日、長くて1週間。
勧められるままに続けたのがいけなかったのだろう。
続けるのはメーカーの営業の都合であって、決して使用者のためではないと判断される。

次回は心臓のカテーテル検査だ。多少のリスクがあるらしい。
お任せするしかないな。

スケジュール WST 9:57AM / SBH 10:03頃 / 採血2本・MRI検査(~11:00) / 待合せ・面談・会計(~12:25) / 12:30PM頃RTN //

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posted by sanjin at 20:34 | Comment(0) | 登山随想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする